1) MYSTIC DOPE
2) HEAVY RADIQ
3) SOUTH GHETTO DRIVE part II (septet jam)
4) MISS BOOTY
5) MY BAG LADY
6) CLUTCH
7) SPEAK LOW, SWEET SPIRITUAL
8) BITTER DUB
Yoshihiro HANNO : Fender Rhodes, Vocal
Mitsuru WATANABE : Drums
Yoshikazu MADOKORO : Guitar
Takanori KAMEDA : Bass
Tetsuya HEIKE : Alto Sax
Hiroshi INAYA : Tenor & Soprano Sax, Flute
Hiroaki "Chang-woo"MURASE : Percussion
HEAVY
RADIQ
前作<PANIC IN A SPACESHIP>から1年・・・。
ライブ等を経て、より強靭になったグルーブ を携えた新作<HEAVY RADIQ>が届いた。
初期衝動的な荒々しさを封じ込める事を目的とした前作とは違い、非常に丹念に研ぎすまされた作品だ。
その世界観は緻密というよりも濃厚という言葉がふさわしい。
より土着的な野性味を増したグルーブ、それと共鳴するかのようにアンサンブルは都会的な陰影を描写する、
これこそがこのバンドの持つ魅力なのだと再確認させられる。
<野生と洗練>、その絶妙なバランスがこの作品に凝縮されている。
アルバムは土着的なルンバのリズムに導かれる<MYSTIC DOPE> によって幕をあけ、70年代のエレクリック・マイルスを
彷彿とさせるタイトル・トラック<HEAVY RADIQ>へとなだれ込み、聴くものを圧倒する。
続く<SOUTH GHETTO DRIVE part II>ではギルスコット・ヘロンとハウスのグルーブとが融合したかのような別の表情をみせる。
都会的な洗練さと息をのむリズムの緊迫感が美しい<MY BAG LADY>, ミニマル・ファンクをバンドで演奏したかのような
< SPEAK LOW, SWEET SPIRITUAL>, そしてどこまでも沈み込むような深いダブの海<BITTER
DUB>でアルバムは幕を閉じる。
様々な音楽要素を呑み込み、未来を照らす・・・そんな作品だ。
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